毎年この時期になると更なる進化を期待してグローブ探しが始まります。
各社様々なグローブを使い分けている私ですが2023年の今グローブ購入を考えている方がいたらお勧めするグローブはこちらです。
出典:Jackson公式HP
昨年知ったこちらの製品ですがとても理に叶っている設計。
近年のJackson製品は私も注目している物が多いのですが、その中の一つがこちらのグローブです。
2021年の年末に購入した冬に最強の釣りグローブですが残念ながら2022年に再販が無く、他にお勧めなグローブが無いかと仲間から聞かれる事がある度に紹介していたのがこちらのJacksonのグローブになります。
ジャクソングローブ初搭載のカイロポケットは、手の動きを考慮しカイロを自然と入れやすい角度に設計しました。ポケットは2層になっておりキャストの際にもカイロが飛び出さない構造です。2本指出し設計でグローブを外すことなく、ラインの結び直しや細かい作業ができます。指先から手首にかけてグリップ力のあるクロロプレンゴムを採用することで、ロッドをしっかりとホールドでき、着脱がしやすく、上着の袖口に入れた際にずれにくくなっています。
出典:Jackson公式HP
こちらは公式ホームページの説明文そのままですが、使用されている生地はクロロプレンゴムとの事でタイタニウム・アルファは使われていないようです。
ここからは私の勝手な考察ですが、タイタニウム・アルファはクロロプレンラバー表面に、チタン合金を特殊コーティングし、その上に合成繊維をラミネートしたもので山本化学工業の特許製品です。タイタニウム・アルファを使用した多くのグローブが手の甲側のみタイタニウム・アルファを使用し、手のひら側には使用していないように思いました。このチタン素材が体温を輻射熱により逃さず、外気をシャットアウトする役目を果たしている為、手の甲にカイロを入れるJacksonのグローブの場合、カイロの熱をシャットアウトしてしまう可能性を考慮して採用していないのでは無いかと思いました。
タイタニウム・アルファを搭載したグローブはとても良いのですがどうしても高価になってしまいますしね。。。
毎週釣りに行く私は結構早いタイミングでボロボロになってしまいますし。。。
ここで少し疑問になるのが良く耳にする「ネオプレン」と今回の素材「クロロプレン」の違いです。
1931年にデュポン社がクロロプレンゴムの製造を開始。その際、「デュプレン」という商品名で販売を開始し、1936年に「ネオプレン」という商品名に改名されたのです。
つまりクロロプレン = ネオプレンという事になり材質としては同じ物を指している事になります。