釣り用、最強レインを見てきた

釣り用最強レインは?
これは釣り人最大の悩みの一つと言えるでしょう。。。
雨の中、登山道よりも険しい道を歩き続ける事もあり、時には木のように動かず自然の中で存在を消し微動だにしない事もある。
暑く蒸れる事も、身体を濡らし体温を失う事も出来ない状況。
そんな釣り人にとっての戦場に、必要な装備ともいえる最強レイン。
琵琶湖発祥の、中毒者を続出させているあのメーカーがコスト度外視で最強のレインを産んだとの事で DRT x AREA241 「GTXpro -ELITE-」の試着会に行って来ました。
まるで Gcraft が掲げる「最後に残るのはブランクス」のような本質に拘ったギアへのメッセージ。
優秀な防水透湿素材として良く知られている GORE社のプロダクトですが最強の GORE-TEX® について GORE社に問い合わせた事がある程、私も魅了されているプロダクト。
レインに使う素材としては GORE-TEX® を超える素材は無いと自他共に認める最強素材。
ではまずはDRTのサイトでも提示されているELITEの詳細。
こちらの内容で私が特に着眼した機能や記載されてはいないが直接伺った内容を記事に出来ればと。
出典:password:drt
まずは素材の深掘りをしようと思います。
そもそもこの GORE-TEX® Pro がいかに素晴らしい素材かを知ってもらいたいのでこちらをご紹介します。
GORE-TEX® Pro Shell用ファブリクス開発ストーリー
日本人が産み出した「Gore マイクログリッドバッカー」を用いたファブリックこそが「GORE-TEX® Pro Shell」なのです。
2020年よりこのGORE-TEX Pro は3つの種類に分類されているようです。
今回の生地は裏地から推測するに GORE-TEX Pro Most Rugged が採用されているのではないだろうかと思っております。
私が現在所持している GORE-TEX® Pro Shell をの中で、ELITE に近い手触りだったのは THE NORTH FACE 社の 初代 RTG ゴアテックスジャケットでしたが、ELITE の方が頑丈な生地感だったので時代の進化を感じました。
また、商品紹介にも出てくる
3層 MICRO-GRID® バッカ―
3層のGORE‑TEX PROファブリクスは、メンブレンがDWRを施した丈夫な表生地と内側にある頑丈な裏地に貼り合わされています。 GORE-TEX PRO プロダクトは、専門の研究チームによって、ストームテストプロトコルに準拠して研究室で試験が行われます。世界中の非常に過酷な条件下でプロフェッショナルやアスリートにより試験が行われます。
の件にある「メンブレンがDWRを施した」の「DWR」とは?と思われる方の為にこちらをご紹介。
DWR(DURABLE WATER REPELLENT/耐久撥水)
私の経験上、このDWRは回復可能とはいえ、、、自分でやるには限界(最初の数回だけは回復しますが…)があるかと。。。
この内容に関して白川さんも GORE-TEX 専用のクリーニング会社に年1回は依頼しているとの事です。
さて話は戻りますが今回 ELITE に使用されいてる GORE TEX Pro ですがレイン特有のパリッとしたカシャカシャ感のある生地感ではなく、伝わるか分かりませんがワークパンツなどに使用されるような素材感(ディッキーズの生地が擦れるような質感)で、生地同士が擦れる際に出るカシャカシャした不快感は最小限に抑えられていました。
また、GORE TEX Pro はとても薄いイメージがありましたが、しっかりとした厚み(強さ)があるように感じました。