引っ越してからなかなか一緒に遊べなくなってしまった仲間と金曜の仕事終わりに集合して東京湾奥のバチ抜けシーバスを狙いに行って来ました。
結果2バイト・ノーフィッシュの中、仲間はシーバス3本にマルタウグイ1本と短時間ながら釣果を伸ばしていました。
(画像は過去のものになります)
バチとは多毛類(イソメ・ゴカイなど)の総称になります。
私もパッと見ただけではイソメとゴカイの違いなどわかりませんし、実は海底の砂にいるものから水中を泳ぐものまで含めるとなんと8,000種類もいるそうです。
河川の汽水域から河口域に生息する多毛類が産卵行動のため、地中から出て沖へ泳ぎだす事を言います。
多毛類(バチ)が地中から出て(抜けて)来る事からバチ抜けなんでしょうね。
実はこのタイミングにシーバスは産卵を終え、体力回復を目的とし、最も簡単に捕食出来るバチを狙って河口域から汽水域にかけて遡上するのでこの「バチ抜けパターン」が成立する事になります。
バチ抜けのタイミングは夜の大潮・満潮時からの下げで最も効果を発揮します。
その理由は、最も潮の動きが大きい大潮の下げ潮では川の流れがより一層強くなり、多毛類が沖に出て行く流れの助けになるからです。
そのタイミングを知ってか、シーバスも川の流れに逆らって泳ぐ事になります。