釣りのマナーについて

私がこんな事を記事にするのもなんですが近年コロナの影響でキャンプ人口と釣り人口が増えているようで、このタイミングで釣りを始めた方なんかも多いと伺いました。

新しく釣りを始めるとなるとまずは釣具屋さんで道具を買い、釣り方を店員さんから教えてもらうと思いますがマナーまでは教えてくれる事は無いと思います。

そうなると釣りのマナーについて誰から教われば良いのだろうと?

 

一緒に釣りに行く方が教えてくれるような場合、とても安心ですが教える方の考え方が間違っていると結局マナーの悪い釣り人を増やしているだけにしかなりません。

 

近年マナーの悪い釣り人が目につくようになり、直接注意する事が増え、とても不快な気分にさせられる事が多かったので少しでも多くの人が楽しめるよう記事にしておこうと思いました。

 

私は父から釣りのマナーを学びました。当時フライフィッシングをしていた私と父は情報の少ないフライフィッシングをする上で様々な本や雑誌を読みその中でマナーに関する知識を身につけたようです。

幼少期より父とキャンプで渓流に行く事が多かった私は渓流のマナーをベースに教え込まれました。

 

基本的な考え方は、魚を含めた環境の配慮をし、他人への配慮もすることで、私たちは継続的に気持ちよく釣りができるといった考え方です。

 

それでは私が父から教えてもらったマナーを3つご紹介します。

  • 先行者優先
  • 釣り人との距離を最低でも10m以上開ける
  • 人がキャストしている付近には投げない

 

実はこれだけの事です。

他にも渓流には「釣り上がり(下流から上流に向けて歩く)」や「追い越し厳禁」(※追い越しをする際には先にいっても良いかを確認する)などのマナーが存在します。

 

ここに近年マナーとして追加内容になっている

  • ゴミは持ち帰る
  • ライフジャケット着用
  • 遊漁券を買う
  • 禁漁期間に釣りをしない(禁漁期間がある場合)
  • 無闇矢鱈に魚を殺生しない
  • 人に向かってキャストしない

などは人として当たり前の事であり、本来わざわざマナーとして付け加える必要など無い項目だと思います。

 

こういった事をきちんと教えられない私たちの世代が次の世代をダメにしているような気がしたので間違った理解をしないようきちんと共有しましょう。親になり、子供達(次の世代)が楽しく釣りが出来るよう私たちが良い環境を残す努力をしなければいけないのでは無いかと。。

 

ここ数年、あまりにも釣りマナーがひどく、、注意をさせて頂いた方々が私よりも年配の50代前後が目立ったのがとても残念です。

このようなアングラーが育てた子供達がおそらくゴミのポイ捨てをし、平気で食べもしない魚を殺生し、人のポイントに割り込みキャストをするのだと思いました。

 

様々なご意見があると思いますが、最初にお話した通り、基本的な考え方は魚を含めた環境の配慮をし、他人への配慮もすることだと思います。人として最低限のマナーを守り皆で楽しく釣りが出来る事を切望します。


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