ジョイクローラーが唯一無二だった
![](https://www.turi-baka.info/wp-content/uploads/2022/04/DSC_0004.jpg)
3月に入ってから好調のジョイクローラー。
師匠からの勧めで購入したのですが当初の感想は
「羽ブームに乗ってジョイクロに羽だけ付けた流行に乗っただけのルアー」
と言った感想だったのですが、使ってみてビックリ!
唯一無二のルアーだという事が分かったのでインプレします。
Type | Length | Weight | Price |
---|---|---|---|
Floating | 178mm | 2oz Class | ¥6,800(税抜) |
標準フック フロント:#1 リア:#2
冒頭にも書きましたが当初の印象は正直言って買うに値しないルアーとの位置付けでした。
たまたま師匠との会話の中で、様々な速度域で使えるオススメのバズベイトってありますか?
といった相談に
師匠:「だったらジョイクローラーですねぇ」
私:「?????」
私:「あ・バズベイトで、、、」
師匠:「うん!ジョイクローラー」
聞き違いでなかった事を確認できたのでその理由を聞く事に。
バズベイトは巻き速度によって音の変化があるルアーだが、超低速で動く物は無く、1本で全速度域をカバーするのであればジョイクローラーをバズベイトの代わりに使うと良いとの事でした。
このルアー釣れますw
超低速(ラインスラッグを巻き取るだけ)〜 超高速(巻き取り速度)まで試して破断せずに動く超優秀ルアーでした。
師匠の言う通り、超低速〜超高速まで使え、バズベイトのような感覚で巻いて使えるルアーでした。
そして、3月に入ってから連日、ワカサギパターンが成立する各リザーバーでジャークベイトで出ない良型が連発出来る新しいルアーだと確信しました。
何故、ジョイクローラーが釣れるかを3週間使い込んでみて分かった気がしてきましたのでインプレします。
遠投したジョイクローラーをラインが弛まない程度のスラッグでゆっくり動かすのですが、その際しっかり竿先に羽の振動が伝わる。
超デッドスローで羽がピクピク動いている程度なのに、、、
またジョイクロのボディーをベースにしている事で扁平ボディから出る波動と羽からの波動が複合的に入り混じり、水面に出る波紋の形が水にガムシロップを入れた時みたいな“モワッ”とした波紋が出るのです。
規則的な波紋を出し続ける羽根モノは多く見る事が出来ますがこの“モワッ”とした波紋が出る羽モノは初体験でした。
この波動が良いのかそれとも扁平ボディと羽根の複合要素が良いのか、弱って水面を漂う産卵後のワカサギそのものと判断し、良型が連発出来たのでは無いかと思いました。
同様のルアーだとレゼルブも視野に入りますが、あの波紋はジョイクローラー特有です。
Type | Length | Weight | Price |
---|---|---|---|
Floating | 135mm | 1.5/8oz. | ¥5,800(税抜) |
標準フック フロント:#1 リア:#2
同様の扁平ボディの羽モノと言えば Megabass から出ている i-WING135 も同様のアピールが出来ると思いがちです。
実際、私の友人が使ってみて下さいとプレゼントしてくれたi-WING135。
私も同様の釣果が望めると投げてみたのですがこれは全くの別物でした。
i-WING135に装着されたR.A.B(Rudder Action Balancer System PAT.)サウンドがカコカコカコと小気味好く音を出すのですが、この音がこの時期の弱ったワカサギパターンには良く無いようでした。
波紋も思っている以上に規則的な波紋が出て、超デッドスロー巻きだとジョイクローラーよりも羽根が安定して動くイメージでした。(ジョイクローラーよりも遅く巻いても巻き感がしっかりありました)