オリジナルラインが作れるサービスが東レから開始

東レFishingNet公式オンラインで東レのエクスレッドtypeNSをベースに自身のオリジナルカラーラインが作れる画期的なサービスがスタートしました。
https://www.fishing-labo.toray/
まず前情報として、エクスレッドtypeNS は東レ・モノフィラメントが始めたラインブランド「SOLAROAM」の最高位にあたるラインです。
どうやら耐摩耗性を考えると従来のエクスレッドを使うのが良いとの事でした。
三原さんがルアーニュースTVでご紹介されていましたのでまずは動画をどうぞ。
そもそも typeNS で紹介されているNSは「ナノスリッド」の略で東レ独自に開発したナノ単位で繊維に溝を入れる技術のようです。
2019年に東レが発表している「独自の複合紡糸技術 NANODESIGN®」ページで下記のような情報を見つけました。
出典:東レ株式会社
こちらの情報では高い撥水性のナイロンジャケットの繊維としての紹介でしたが画像のようなスリットがライン上に施工されたライン、それが エクスレッドtypeNS だと思います。
おそらくスリットの形状は出典の画像とは異なると思いますが詳細情報が発表されていない事、私が現在現物を持っていない事で確認する方法がありませんでした。
この技術や動画をみて真っ先に思ったのが KLASH GHOST などのジャイアントベイトを結ぶ際に TNノット を使うのですが35lb以上になってくると最後の締めが釣り中にほつれてくるのでノットを締め直す作業をします。
良く最後の仕上げ箇所に瞬間接着剤を滴らしてほつれ防止をする方もいるようですが、瞬間接着剤を滴らした事により糸の伸びが悪くなってキャスト中に瞬間接着剤の場所から切れた経験があり、それ以来怖くて滴らせなくなりました。
このナノスリット技術で作られたラインであれば太いラインでの結束強度に繋がると、とても期待値が高まったのですがエクスレッド typeNS のラインナップは3lb〜20lbまでとなり、期待のポンド数には足りませんでした。
今後このNSラインで太く・ナイロン素材のラインが出たらとても欲しいと思いました。
東レさん是非お願いします!
因みに現状のラインナップでは TiNY KLASH を使うのに16lb〜20lbをセレクトし KLASH9 を使うのに20lbを使ってみたいと思いました。
14lbでシャトルとかもとても良いですねぇ。。
折角なのでポンド別にラインのカラーを分けてオーダーするってのもとても楽しそう!