スピニングリールに巻くラインがPEラインになってかれこれ20年。。
色々なメーカーのPEラインを使いました。
当時は釣具屋さんで見かけたスパイダーワイヤーを手に取って「1万円!!!!」とびっくりしていたのを覚えています。あのパッケージデザイン好きだったなぁ。。
今となっては各社差のない程に良いラインを販売し、価格競争もあってお手頃価格で購入出来るようになりましたが、個人的に好きだったYGK(よつあみ)のラインがやっぱり一番だったんだと思う事がここ数ヶ月の間にあったのでちょいと記事にしようと思いました。
そもそもYGKは1949年に「よつあみつりいと中西工場」として創業し1989年に株式会社YGKとなり、現在ではPEラインの生産量「世界一」の企業です。もちろん受託製造も行なっているのでもしかすると釣り具メーカのラインはYGKで製造している可能性はとても高いと、、、
そんなYGKが製造しているPEライン「XBRAID UPGRADE」は他社のPEラインよりも同じ号数でも強度(lb)が高いのが特徴です。世界シェアNo.1の会社が世界最高レベルで作り上げたラインなんですから間違い無いですよねw
ご存知の方も多いとは思いますが念のため号数とlbの違いをご紹介。
【号数とは】
元々日本独自のラインの基準で糸の太さを示します。
今は「標準直径」というのが定められており、1号が0.165mm、2号が0.235mmと、数字が大きくなるにつれ、ラインが太くなっていきます。
【lbとは】
lbと書いてポンドと読みます。ポンドはヨーロッパやアメリカで使われている単位で太さでは無く、そのラインが何ポンドの重さまで切れずに耐えられるかという強度を示しています。
つまり、太さは関係なくどのぐらいの重さまで耐えられるかになるのでメーカにより太い細いが出てきます。
※1ポンドは 450g だと覚えていると良いと思います。
話を戻しますがYGK社のラインの多くは同じ号数のラインでもlbが高いのが特徴です。
細いのに強い。。
他に何を求めますか?
あと、友人達より聞かれる質問に4本編みと8本編みどちらを選ぶべきか、、という質問ですがバス釣りにおいては私は4本編みを使うことが多いです。
当たり前のお話ですが4本編みと8本編みは編みこまれている糸の本数が異なります。その名の通り、4本編まれているか8本編まれているかです。
そして4本編みと8本編みを同じ号数で比べた場合、編みこまれている糸単体の太さが異なります。これも当たり前の話ですが編み込んだ後の太さを同じ号数に揃える為には4本編みは8本編みより太い糸が使われます。糸単体の太さが太くなる為、根ズレした際に糸が強いのは4本編みとなります。
じゃあなぜ8本編みや12本編みが存在するのか?
と言ったお話があると思います。
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