BACKLASH チタンプライヤー を買ってみた

まずプライヤーのつかみ面の溝の違いから
上が「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」
下が「ステンボーンプライヤー160」
スリットの入り方がより精密なのは「ステンボーンプライヤー」ですね。
実際、色々と握り比べてみたのですが、、正直とても小さい針(#10とか#12ぐらい)になってやっと少し違いが出てくる程でした。
小さい針になるとやはり細かいスリットのある「ステンボーンプライヤー」の方がどの角度でも針がグリップしやすくなる印象でした。
両者遜色なし!
と言いたい所だったのですが#2のスプリットリングをテストした時にはステンボーンプライヤーの方がカドが立った作りのため、すんなりと開口する事が出来ました。
「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」の方が少し先端が丸まっているので食いつきが悪い印象です。
ビッグベイト などに使われているスプリットリングを開閉するのであればおそらくどちらのプライヤーを使っても遜色は無いと思います。
使用感にあまり関係無いかもしれませんが開口部の開き角は「ステンボーンプライヤー」の方が大きく開きました。
開閉に関してはステンポーンプライヤーは抵抗0で開閉が出来るプライヤーに対して「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」は開閉部が少し固い印象です。
センターのナットを緩める事で調整は可能と思われますが傷が付くのが怖くてネジをきちんと回す事は出来ませんでした。
「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」のラインカッターは交換可能なシステム。
見え辛いですが刃の形が >[ こんな感じで、片刃になっています。
ここの形状は「ステンボーンプライヤー」も同様でした。
「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」の切れ味はスパって印象。
「ステンボーンプライヤー」の切れ味はズバって印象。
実は「ステンボーンプライヤー」のラインカッターですが10年近く使っているのですが未だ切れ味は当時のまま。
私がPEライン以外切らないようにしているからなのか、スノーピークの職人さんによるものなのか不明ですがここまで切れ味が長持ちしているプラやーは「ステンボーンプライヤー」のみになります。
しかし、今回の「BACKLASH チタンプライヤー TP-160」はタングステンの刃を交換出来るのでPEライン以外のラインもカットしてガシガシ使える所が魅力。切れ味が悪くなったら入れ替え出来ると思うと永く使えます。
果たしてどのぐらいまでこの切れ味が持つのかが楽しみです。