TATULA TW 300/400 のクラッチが戻らない

問題の箇所

それではいよいよ問題の箇所を見て行きます。

ギアボックス側のカバーを外し、ドライブギアを外した所の画像になります。

今回の問題の箇所がコチラ。

このパーツがクラッチを押した際、きちんと動作している状態になります。

問題の状態がこちら。

クラッチを押しているにも関わらず、キックレバーがラチェットにはまっていません。

キックレバーがはまらない事によりハンドルを回してもクラッチを押し戻す動作が出来ない為、空回りが起こってしまうという事です。

それでは対策方法をご紹介します。

 

対策方法

更に分解を進めてラチェットを外すとプラスチック製のウォームギアが見えます。このウォームギアには2箇所のプラスネジでボディに固定されているので、外して行きます。

ここのネジもとても硬く、おそらくネジロック等で固定されているのでゆっくり押しながら回す事をお勧めします。

ギアシャフトが外れると出て来るこのパーツが問題のパーツになります。

丸印のネジを緩め、本体に固定されている黒色のキックレバープレート(A)を可能な限り矢印の方向に押し上げて緩めたネジを締め込みます。

 

このキックレバープレート(A)というパーツがクラッチのON/OFFの衝撃で下にズレると起こるのが今回の原因になります。目で見る限りでは 1mm 以下(0.3〜0.5mm)の本当に微細なズレ。

これを調整するだけで直るのでDAIWA側で対策をしてもらいたい所です。

 

このパーツが下にズレないような治具を作ろうかとも思ったのですが今年発売のShimanoのリールが気になっているので今後も一軍で TATULA TW を使い続ける事が決まったら考えようと思っています。

 

キャストフィールなどは個人的に Abu Revo BEAST よりも伸びがあってジャイアントベイトの飛行姿勢が安定するので、お気に入りの一機だったのですが、クラッチが戻らないとなると Frenzy を使った釣りで一番大事なタイミングでクラッチが戻らないなんて事があったらショックなので悩み所です。。。

 

とりあえず、今回の補修でどのぐらい再度症状が出ないか確認してみようとは思います。

 

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2023.01.31


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